フェルミン先生のお話を聞く会の報告

第1回学校説明会終了後、7月8日(日)14:30〜砂防会館別館1F「シェーンバッハ・サボー」にて交流委員会主催によるフェルミン先生のお話を聞く会が開かれました。
交流委員は13:20集合し、交流委員長から会のスケジュールと担当の確認のミーティングがあり、会場セッティングや受付、会計、照明、音響、タイムキーパー、写真撮影、ケーキセット確認など肌理細やかな担当割り当てがあり、交流委員全員の協力により、会はスムーズに進行されました。
参加者は71名(会費¥1,000)で、午前中の入試委員の方も一部オブザーバーとして参加もされ、沢山の関東支部のファミリーが集まりました。

今回のテーマは「距離無き親子の絆を」でした。お得意のフェルミン語で函館での子供達の様子やエピソードをまじえて、コミュニケーションの大切さをお話くださいました。
息子の顔写真を持参するよう連絡があり(持っていない人は目を閉じて)4分子供の写真を見て下さいというプランがありました。そしてフェルミン校長先生の大好きだというCDが BGMとして流され、わが子の事を思うだけの時間を与えられた参加者は涙ぐむ方も多数見受けられました。実際私も写真の中の子供の笑顔をみつめていたら、生誕の頃から、寮に送り出す時の事、函館ラ・サールに入学してから成長している現在までを思うと、とても胸が熱くなりました。そして、息子に感謝する気持ちも持てました。「親となりしは子のおかげ」を実感したのです。
フェルミン先生は生徒全員の顔写真をお持ちで、もちろん名前も成績も(?)ご存知のようで、廊下で生徒を呼びとめては話をする時間が一番好きで楽しいとのこと。皆さんのご子息も、フェルミン先生と廊下トークや校長室トークしているかもしれませんよ!親には言えない打ち明け話を…

先生のお話の後、ケーキとお茶を楽しみながらフェルミン先生の函館へのお帰りのフライト時間ぎりぎりまで
中1のテーブルを中心に歓談をしていただきました。
 また、参加者の皆様から先日台風4号で土砂災害を受けた熊本地方への募金のご協力をしていただきました。交流委員長から早速、フェルミン校長先生あて、この会の記念写真と共に集めた義捐金は送付されました。ご協力ありがとうございました。

カラオケ以外ではマイクを持った事のないという交流委員長は、フェルミン先生のお話を受けて、会の最後に「息子に謝る、手紙を書く、ハグする を実行します!」と宣言され、会場も一層和やかに盛り上がりました。
交流委員の皆様のチームワークの良さと臨機応変に機転の利く対応は今後の支部活動がより活発になる兆しを感じました。
 貴重な交流の場の企画運営をありがとうございました。
そしてスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。

どうぞ、この夏休みは「父と子」「母と子」だけの時間を作って(山登りとか自然の中で話すのがいいようですが…ビルの谷間でもいいですよね)いろんな話をしましょう。聞きましょう。そして、返事は無くても、息子に手紙を書きましょう。そして息子のために毎日祈りましょう。
「あなたの事が大好きよ!・・・」という気持ちを込めて。