平成20年度 中学前期入試(東京会場)お手伝い報告

先日、平成20年1月9日(水)に平成20年度函館ラ・サール学園中学前期入試が全国4箇所で行われました。応募者の内訳は函館会場49名、札幌会場63名、東京会場814名、大阪会場828名の計1,754名とのこと。

東京会場の様子をご報告します。
受験生の朝は早い!しかし、その入試のサポートをする入試委員の朝はもっと早いのでした。
五反田TOC13階にて入試が行われました。全国同時開催なので函館からお見えになった先生方の入試運営がスムーズに進むよう、関東支部の入試委員会が一丸となってサポートしました。早朝まだ街は薄暗いうちから会場付近および入り口での誘導をしていました。五反田駅から会場となった五反田TOCまで受験生らしい親子連れの列ができていました。今は小さいその背中があと数年でご両親に追いつき追い越していくんだなぁと、みんなの背中に「がんばれ」と声をかけたい思いで見守りました。

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会場入り口には、中学受験会場で恒例?となっている各学習塾の応援エールを送るスタッフの行列!この時、メッセージが書かれたカイロやティッシュペーパーが握手とともに渡されたりする光景が見受けられたりします。緊張している受験生に笑顔もみられたりもします。

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「試験会場」は受験生が一同に集まる大会場で、7つの入り口で受験番号を確認し、入室です。

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試験開始直前、試験会場内は、席を確認し合う親子の姿、自分のノートを見直す受験生の姿。

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試験監督は現在大学生の函館ラ・サールOBが務めました。開始前に品田先生より、注意事項の説明を受ける初々しいスーツ姿でのお手伝いの面々からは、やはり本校の特色であるファミリースピリットを感じました。

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試験開始後は、多くの方々が受験生の試験が終わるまで「付き添い控室」でお待ちになりました。学校からの受験動向等のお話を聞いたり、TV番組で取り上げられた時のDVD上映、また入試委員が各教科受験時間の半分の時間で問題の掲示をするやいなや、受験生の得意な分野の問題であるかどうかなどを問題内容のチェックをされたりしていました。

試験の間の時間15分間は、会場のご協力もあり、フロアー全体が男子トイレに早替わり。

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入試委員はトランシーバーでよりスムーズに受験生を促し、時間内に試験会場へ誘導。その人員配置とチームワークは本当に見事でした。
また、当日は看護師の方も待機されていらっしゃり、前夜より発熱してしまった受験生や当日緊張のあまりか体調を崩してしまった受験生が、看護師の先生のもとで別室受験されました。保護者の方も安心してお任せされていた様子でした。

試験終了後は、エレベーターへの誘導をスムーズにするため、入試委員は受験番号順に退出を促し、付き添い控室で待つ保護者の方々にもそれを呼びかけていました。

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かくして、試験を終了した受験生が保護者と安心した笑顔を交わし、会場を後にされました。
関東地区の中高一貫校の受験の皮切りでもある本校の中学前期試験は、力試しで受験される方も多く、受験生のレベルはかなり高いと定評があり本当に大勢の受験生を迎えました。中学後期入試、高校入試、そしてそれらの合格者説明会と、関東支部入試委員会としてのお手伝いはまだまだ続きます。今回もそうですが、平日であるため、お仕事をお休みしてご協力くださったお父様やお母様、そして、徹夜明けで駆けつけてくださった方や、お手伝い終了後、そのまま出張に向かわれる方もありました。また、明日が帰寮日で、親子とも貴重な冬休み最後の日にもかかわらず、学校のため尽くす姿は本当に尊敬します。日頃、学校や寮にご子息を育てていただいているという感謝の思いがそうさせているのだとも思います。

がんばれ!受験生!!

高校3年生の皆さんは、センター試験ですね!

良い結果が出るようにお祈りしています。

がんばれ!!